
アメリカでは、1990年から行われるようになりました。なお、1995年、世界でもっとも厳格な基準を持つといわれる「FDA」(アメリカ食品医薬品局・日本の厚生労働省に当たる機関)がエキシマレーザー治療による矯正手術の認可を得た安全な手術です。「レーシック」先進国といわれるアメリカでは、近視の1割の人が「レーシック」を受けているほど、人気の高い治療法となっています。日本では2000年1月に厚生労働省の認可を受けて以来、眼科専門医による手術が多く行われるようになっています。
通常、角膜が薄い方、円錐角膜等の不正乱視の方、網膜剥離、白内障、緑内障、角膜変性症・角膜ヘルペスの方、角膜移植をされた方、結膜炎などの眼の病気がある方、妊娠中あるいは授乳中の方、糖尿病、肝炎や膠原病などの内科的な疾患がある方はレーシックを受けることはできません。
通常、20歳〜60歳までの方を対象としています。資格や就職試験など、手術の必要が認められている方で、保護者の同意、承諾があれば18歳から受けることが可能な場合もあります。
手術後の効果に関しては、個人の眼の状態によって異なります。一般的にメガネやコンタクトレンズで矯正した程度まで回復します。 中程度の近視の場合、視力は0.5〜1.5に回復しているようです。
ドライアイでもほとんどの場合、手術は可能です。目の異常、重度のドライアイの場合、手術を受けることができない可能性もあります。
症状が軽い場合でしたら特に問題はありませんが、医師と相談をしてから手術を受けるか否かの判断をしましょう。
使用する薬剤の胎児への影響が解明されていないこと、また、妊娠・授乳中の方は、ホルモンのバランスが不安定になっているため、受けることはできません。
片目だけでも、レーシックを受けることは可能です。
老眼は屈折異常が原因ではないため、レーシックで治療できませんが、老眼の方でも、近視や乱視を矯正することは可能です。
遠視の矯正も可能ですが、状態によっては治療できない場合がありますので、医院やクリニックに問い合わせてみましょう。
通常、メガネやコンタクトレンズで矯正ができていれば、レーシックによる治療は可能です。乱視の矯正をしていない人や強度の乱視の場合は、レーシックを受けられないこともあります。
非常に強い近視や乱視の場合は矯正できない可能性もあります。
レーシックの手術で、飛蚊症は治りませんが、手術に関しては問題ありません。病院やクリニックで診察、適応検査を行い、その結果、眼底に異常がなければ手術は可能です。
現在、緑内障で視野に異常がある場合は手術をすることはできません。
日帰り手術のため、入院の必要はありません。手術後は30〜40分程度休憩をした後、診察があり、問題がなければ、保護用メガネを装着して帰宅します。
感染症の有無、フラップの状態等、術後の経過観察のための定期検診(翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後……)があるので、通院は必要です。
事前に様々な検査を受けなければなりません。これらの検査には、目の角膜を圧迫しないようにするため、手術前3週間はコンタクトレンズの使用を中止しなければなりません。
視力検査、眼底検査、乱視検査、角膜の厚さを測る検査、水晶体、最も奥の網膜の状態など、手術に適応があるか、支障をきたすことはないかを詳しく検査します。手術後の治り具合に、影響を及ぼす可能性のある基礎疾患の有無の確認も行います。
手術時間は、両眼で約15分〜20分、実際にレーザーを当てるのは、矯正量にもよりますが約20〜40秒です。手術前の検査と術後の安静時の時間を入れても2時間〜3時間程度で終了します。
病院・クリニックの情報収集⇒説明会⇒適応検査の予約⇒適応検査・カウンセリング・コンサルテーション⇒手術の予約⇒最終確認検査(手術の約1週間前)⇒手当日の最終検査、診察⇒手術⇒点眼麻酔⇒眼の周囲を消毒、殺菌⇒開瞼器で瞼を開きマイクロケラトームで眼圧を上げる⇒フラップの切開と反転⇒レーザー照射⇒フラップの洗浄⇒フラップを元に戻す⇒抗生剤、ステロイド剤の点眼⇒30分〜40分ほど安静にする⇒フラップの状態を検査⇒点眼薬の処方を受けた後帰宅⇒翌日の術後検診⇒定期健診(1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後……)
手術の前に、麻酔の点眼薬を使用するため、痛みはほとんどありません。手術後、眼に異物感を感じる人もいますが、通常は目薬などでケアすることで緩和されます。
手術中、視線がずれてしまっても、エキシマレーザーにはアイトラッキング(眼球自動追尾)の機能があるため、万が一、眼が動いたとしても、自動でその眼の動きを追いかけて、レーザー照射をするので心配はありません。
数日は感染に対して注意が必要となります。帰宅時、異物などが眼に入らないようにするため保護用メガネを着用します。入浴や洗顔などは翌日から、洗髪は翌々日から可能です。細菌感染を防ぐ為、1週間は、アイメイクは控えるようにします。その他の部分のメイクは問題ありません。 飲酒や喫煙も、手術の当日から1週間ほどは控えます。
手術後の定期検査は、通常、手術翌日、1週間後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヵ月後、1年後……に行われます。医院やクリニックにより、検査項目や費用が異なるので、確認しておきましょう。
個人差はありますが、 手術直後から視力は回復し、眼鏡やコンタクトレンズなしで日常生活が過ごせる程の視力になります。通常、良好な視力は翌日以降となります。
個人差がありますが、手術後、視力が安定するまでの間、視力が不安定になることもあります。しかしながら、元の状態に戻ることはなく、視力は1〜3ヵ月後で安定します。
手術後に強くこすったり、強い衝撃を受けたりすると、稀にフラップがずれてしまうことがあります。それを予防するために、手術当日は、保護用メガネを着用します。フラップがずれたとしても、早期であれば治療可能なので心配はありません。
レーシックでは、角膜の表層部にフラップと呼ばれるフタを作ります。フラップの跡が、角膜の表層部に残ることがありますが、とても細かく、肉眼では分からないほどのものです。
レーシックは角膜の表面に行う手術であり、眼球内部には影響がないので一般的に失明する事はありません。 また、世界で多くのレーシック治療が行われていますが、今まで、レーシックで失明したという報告もありません。
病院やクリニックによって異なりますが、両眼で約25万円〜50万円の間ではないでしょうか。適応検査、術前や術後の検査費用、薬代が手術費用に含まれている場合と、別途費用がかかる場合があります。医院・クリニックに資料請求をして、比較検討してみましょう。
レーシックは自由診療のため、料金は病院やクリニックで自由に決めることができるため、同じ治療法でも料金の差が生じてしまいます。
レーシックは自費診療のため、健康保険は適応されません。
加入している生命保険会社や契約内容によっては、給付が受けられる場合もあります。加入されている保険会社に問いあわせてみましょう。
可能な場合もあるようです。税務署に問いあわせてみましょう。
デスクワークであれば、手術約翌日から仕事をすることは可能ですが、通常、翌日に検診があるため、たいていの方は、手術の翌々日から仕事復帰しているようです。ただし、激しい肉体労働やコンピュ−タ−を長時間使用する場合は、医師に相談してからにしましょう。
手術直後は視界がぼやけて見えることがあるため、当日の運転は控えます。眼が完全に慣れるまで、光がにじむといった症状が出ることがあるので、運転には注意が必要です。 手術1週間後、視力が安定してから、運転することをお勧めします。
ゴルフやジョギングなど、眼の怪我をする可能性の少ない運動は1週間後から、野球、サッカー、テニス、スキー、水泳などは1ヶ月後から可能ですが、具体的な開始時期は、医師に相談してからにしましょう。
アイメイクは、術後1週間ほどは控えます。他の部分は翌日からメイクすることができます
「PRK」「LASIK」「LASEK」などがあります。(※レーシックガイド)
レーシックとは、マイクロケラトームという眼球専用のカンナでフラップを作成し治療を行う方法です。イントラレーシックは、イントラレースFS2レーザーを使用し、コンピューター制御により安全かつ正確にフラップを作成する方法で、角膜を傷つけること無く、正確にフラップを作成することができます。マイクロケラトームで作成したフラップは、不均一なフラップ切開面となってしまうことがあります。一方、イントラレースFS2レーザーで作成したフラップは、切開面も滑らかで、エッジ部分も直角でキレイに作ることができます。
医師の経歴やバックグラウンドが明確であるか、今までに多くの眼科手術を多数経験しているかどうか、日本眼科学会認定の専門医であるかどうか、手術前に、どんな質問 でも親切丁寧に答えてくれるかどうか、手術後の検査や、フォローなどをしてくれるかどうか、インフォームドコンセント(十分な説明の後の同意)がなされているか…… などが良い病院・クリニックを見分けるポイントとなります。(※病院の選び方を参照)